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2007年10月31日

中性脂肪の多様性

体に付く中性脂肪では無く、中性脂肪の成分としてみると多く利用されているようです。

モノグリセリド(モノアシルグリセロール)、ジグリセリド(ジアシルグリセロール)、トリグリセリド(トリアシルグリセロール)を総称して中性脂肪というが、血液中に含まれる中性脂肪のほとんどはトリグリセリド (Triglyceride、Triacylglycerol) である。したがって、中性脂肪はトリグリセリドと同義とする場合も多い。TG、TAGまたはTrigという略号で記されることが多い。脂肪酸とグリセリン(グリセロール)が結びついて中性を示す事から「中性脂肪」と呼ばれる。

生活習慣病における中性脂肪の扱いは複雑で、一時期は完全に無視されるに至ったこともあった。つまりLDLコレステロール(悪玉コレステロール)やHDLコレステロール(善玉コレステロール)が重要とされ、中性脂肪は軽視された。人間の体内の中性脂肪が1000 mg/dL を超えると、急性膵炎のリスクが上昇すると考えられており、それさえ抑えればよいと考えられた。

現在世界の高脂血症治療の最先端・最高峰を示すATP-IIIというステートメントでは中性脂肪も立派に補正すべき存在へと戻った。特にメタボリックシンドロームの診断基準に取り入れられ注目されている。

また、肝硬変や肝臓がんなどの原因となるC型肝炎ウイルス(HCV)は、細胞内の中性脂肪を利用して増殖しており、さらに、ウイルスの「コア」と呼ばれるたんぱく質の働きで、細胞内の中性脂肪が増加するという報告が行われ、治療への応用が期待されている。


引用『ウィキペディア(Wikipedia)』

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